１００語スタート英会話の羅針盤
１００語でスタート！英会話
NHKテレビの講座の１つです。
できるだけ、少ないやさしい単語で、多くの会話表現をする。
日常生活で、英語を母国語としてつかっている人達の英単語は
そんなにむずかしい単語は使用していません。
やさしい単語を組み合わせて、多くの表現をしています。
とくに日常的な、くだけた会話はそうです。
また子供達はとうぜん、むずかしい単語は知らないのです。
でもふつうは問題なく生活しています。
ここに注目して、やさしい、よく知っている英単語を、できるだけ
組み合わせて、いろいろな表現ができるように工夫をしています。
日常的なくだけた、フォーマルでない、一般的な表現では、たいへん
有効な方法だといえます。
スピーチやビジネスの場では、あまりくだけた表現は適切ではあり
ませんが、日常のお話では、かえって形式ばらずに、フレンドリーな
表現が親しみやすいのではないでしょうか。
すくない、やさしい、単語でも組合せで、おどろくほど、多くの表現が
できています。
そういった意味でたいへん優良な講座だといえます。
ゆっくり話してほしい「ほんとうの理由（わけ）」
初心者にとって、相手のしゃべっていることを、ききとるのは
たいへんですね。
最初お話をはじめる時、たとえばあいさつをはじめます。
この時、初心者があまり、流暢にあいさつをしちゃうと
相手は「あっ 上手に英語をしゃべるんだ」と考えますよね。
すると相手は普通のスピードでしゃべってきます。
とくにアメリカ人は普通のスピードでしゃべると、文をつづけて
発音を省略しまくると話をさせていただきました。
とたんにわかりにくくなります。
相手もこまりますよねー
上手にしゃべってきたので、上手にしゃべることができると
おもって、しゃべりだすと、急にしゃべれない。
しゃべれないんじゃなく、聞き取れない。
これが本当のところですね。
だから本当は、ゆっくりしゃべってほしいのです。
ゆっくりしゃべると、相手も単語がつづいていませんので、
省略できないのです。
そうすると急に聞き取れるようになるでしょう。
相手のしゃべっていることが、わかるようになると、
こちらもしゃべることができるようになるでしょう。
初心者にとって、ゆっくりしゃべってほしいのは、アメリカ人
が文をつづけたり、発音を省略するのをできるだけ、少なく
していただきたいためなのです。
こうすることで、聞き逃していた、単語や文が急に少なく
なって、コミュニケーションが進むこととなるでしょう。
